<魁斗サイド>


「かーいーとー!」


俺の名を呼ぶ、愛しの子。


そしてそれが嬉しすぎて暑さなんて忘れて
俺はまた毒付いてしまう。


「おーやっと来た…か…!?」


途中で言葉が詰まる。


オイ!なんだその可愛すぎる格好は!!


肩出すぎだろ!?


不思議そうに近づいてくる蒼那に俺は赤面するのをこらえてた。


…絶対にナンパ確実だな。