次の日の朝

「腰痛ッ‼︎」

「昨日のアレやな」

またまたサラッと言うハヤトに赤面しながらも洗面所へ行く

「うわぁ…」

そこには少しはだけたパジャマの奥に見えるキスマーク

「…昨日つけすぎた、な」

笑いながら言うハヤト

…ハヤトがカッコイイから許してあげる


心の中で毒づきながら、これから先着ることはないであろう制服を着た


それからはハヤトのバイクの後ろに乗って、もうこれからは来ることがないであろう景色を目に焼き付けた


「着いたで」

いつものようにメットを外してから抱き上げて降ろしてくれるハヤト

そんなことも今日で最後か…と思うとちょっと切なくなる