「ねぇ遙?
私、遙のこと好きだよ?」

私は何て言ったらいいかわからなかったけど
取り合えずそう言った

私の言葉を聞いた遙はとても驚いていた

「けど、それは友達としてって意味」

遙の顔が一気に曇ってく

「ずっと忘れようとしてたから忘れちゃったみたいでわかんないの
人を好きになる気持ち
だけど、こんなのでもいいなら
付き合いたいって思ってる。
ダメかな?」

全然まとまってやんかないけど、
伝えたいことを伝えた

「それでもいい!
俺が思い出させて見せる
絶対に!
ありがとう柚乃、ありがとう」

そう言って遙は強く、だけど優しく私を抱きしめた