訓練時間も終わり、帰ろうと思って紅理のところに行こうと思ったが、紅理がいなくなっていた。
万「紅理?」
紅「ごめん… 帰れない。」
万「えっ…」
紅理が何を言ってるのか全然わからなかった…
しかし、紅理の監視官の人が私に向かって、
「こいつはターゲットを外した。
これから、賢(けん)様のもとでしばらく働くことになった。これは決定事項だ。」
賢というのは上の方々のうちの1人。
働く=奴隷
つまり、紅理は生きて帰って来れるか分からない…

しかし、上にも逆らえないのが今の時代。
だから紅理はこのミッションを言い渡されたときに、言ったはずだ。
「ありがたき幸せ」って…