銃の訓練もやっと慣れてきたある日。
今日も、いつも通りの訓練をして帰る。
でも、なぜだろう。
訓練場に着いたときから何か分からない違和感に襲われていた。

紅理もいつも通り、一緒にここまで来たし、練習するところもお互いが見えるくらいの距離の場所。
私の監視役もいつもと同じ人。
私の朝食だって、いつも通りわずかな味噌だけ。
訓練場で出されるご飯も特に変わったことはない…
いや、ご飯の量が少し減ったが…


でも、そんなことじゃない。
ご飯の量が少し減るのは前にもあった。
でも、この違和感は決して良いことではない。
なんかが始まる…
そんな感じ…