私は怪我をしてしまった…
幸い死ぬほどではないから、現地の人が手当してくれた。
万はなにしてるのかな…

手紙をここから出そうかと思ったけれど、変な心配させたくないから、書かないでおこうと思ってるの。

周りの人たちは、泣いているよ。
私も泣きたいな。
でも、ここには私以外にも、子供がいるの。
その中には私よりも小さい子もいる。
だけど、みんな泣かないの。
大人は戦友たちが亡くなったことで泣いているけれど、子供たちは戦友なんて思ってない…
生きるか死ぬか。
一か八かの賭けだと思って毎日銃を持ってるの。
銃は重いのも軽いのもあるけれど、小さい子でも重いのを持ったしてる。
食べ物も無いよ…
水も…
でも、たまに送られて来る物資で生活してるの。
絶対に上の人たちは裕福な暮らしをしてるのに。
辛い思いをしている私たちは、なんでこんなに少ないご飯なの!
大人たちは不満がないみたいなの…
上の方々の優しさだって言って今だって小さなご飯をありがたそうに泣き笑いながら食べている…