試験に合格して、私は紅理の帰りを待っていた。

戦争はだんだん激しくなっていた。
でも、まだ私の出番は来ていない。
それが唯一の救い。
だって、一ヶ月間も生きていられるなんて無理だと思う…
特に…
この戦争だったら…

だから、紅理と笑顔で再会するためにも生きていなきゃダメだから…
ヘマなんて許されないから…



私は今日も銃で殺る。