【in 新選組 副長室】




あああああああ。


ああああああああああああ。




あたし、絶賛暇なうです。


なんたって、あたしは見事新しく作る

十一番隊隊長となりましたが。


なったんですが。


まだ隊士が足りなくて暫くは

土方の小姓してますw

プラス、部屋は土方の副長室で相部屋ww


って言っても、ほとんどする事なくて

暇してるんだけどねww




『ひ〜じ〜か〜た〜…………


ひーーーまーーーだーーー!!』



「……………………。」



『ひ〜じ〜か〜た〜ぁ〜……………。』



「だあぁぁぁぁ!!!うるせぇ!!!

仕事の邪魔だぁぁぁ!!!」



『で、仕事くれ。』



「無視して流すなあぁぁ!!!」



『お、この計算5歳で覚えたやつだ♪

土方、ちょっと貸せ。』



「あ、オイ………………汗」



焦る土方を置いといて、この計算解きまーす♪





『えぇと、ここがこうなるから


これがこうなって…………


で、それはそうだから…………


これをこうして、…………


土方ーー、終わったぞ〜♪♪』



へへん、楽勝楽勝♪♪


ん?


あれ、土方唖然としてる?


ま、間違えてたかなぁ………??








「時雨、お前、スゲェんだな………。


全部合ってるし、何より早くねぇか……?w」



あ、やりぃ♪♪

合ってた合ってた!!



『え、だってその計算、さっき言ったように


あたしが5歳の時にはもう覚えたもんww』





「……………そうだったそうだった。

お前天才だもんなww」



で、何故かなでなでされる。


うはー、気持ちいい………ww




気付かなかっけど、その時あたしは

ふにゃっと笑ってたみたいで。



土方が赤面してた。←



『…………?

土方、どーしたの??』



それにあたしは土方だけには

敬語はずして少し甘えてたから

土方は日中照れているようで。


「………////はぁ〜…………////

何でもねぇよ。

それより、茶ァくれ、茶。」



『…………!!うんっ!!!

お茶、持ってくるね〜♪♪』


なんだかんだで仕事くれる土方。

ほんと土方は優しいなぁ………♪









炊事場へ行くと、一がいた。


『お、一じゃないですか。

何しているんですか??』


一はなんだかんだ話が合って

すぐ仲良くなった。


「嗚呼、時雨か。

茶を飲もうと思ってな……。」



『そうか。ならば俺が入れます。

土方にも持って行かなくては

ならないのでw』



基本土方以外は敬語で済ます。

それが既に定着してしまった。


「そうか。ありがとう。

助かる………。」




口数は少ないし、無表情な一だか、

本当は素直で不器用な奴だ。


土方と少し似てるから意気投合したのかもなw



『………はい、出来ました。どうぞ。』



「…………ありがとう。

………早く副長に持っていってやってくれ。」



『分かりました。』






お茶の入った湯呑みを持って副長室へ戻る。


すると何やら中が騒がしい。



スパーーーーンッと空けると沖田と原田が

土方と話していた。




沖「あ、時雨〜♪♪」


原「おっ、いつもにまして可愛いなぁ〜♡」



『………万年クソ発情顔面兵器は

黙ってて下さい。

それよりいっそ1回死んで輪廻の果てまで

行ってきて下さい。

それかもう呼吸しないで下さい。

地球が汚染されます。黒笑』





……哀れ、原田ww



原「何で俺だけ……………涙」


土「仕方ねぇよ、原田。あきらめろ。」


沖「そーですよ♪

それが原田さんですから♪♪♪」


原「慰めにすらなってねぇぇぇ!!?」



…………ま、馬鹿みたいに五月蝿い

原田は置いといて。



『………とうとう、十一番隊になる隊士、

集まったようですね。』


そう言うと3人とも驚いた様な顔をした。


まさか当てるとでも思わなかったのだろう。



『…………はぁ。

だって隊士募集に出ていたのがあなた達

二人なのだから。

その二人が副長である土方の所に来たと

いうことは、終わったのでしょう?』


最後にニッコリww





土「…………流石だなw

これなら本当に隊長を任せても

問題ないだろう。よろしく頼む。」



沖「頑張って下さいね〜、時雨♪」



原「俺も応援してるぜ!

何かあったら何でも言えよ?」




わ〜、みんな優し〜な〜。

よし、期待にそえれるように頑張ろっと♪♪



『っはいっ!!

頑張ります!!!』


元気よく返事をしたあたしを見て、

3人は微笑んでくれた。