ピーッピーッと機械音が耳元で鳴る。







探すからって……ここにくるってこと?







……迎えに来てくれるってこと?







なんだか、申し訳ないな……。






でも、とってもありがたい。










ただね、もし……見つけてもらえなかったら?







って、そう考えると不安になってくる。







人が多くて移動する気にならないし、もし一人で水族館を出たとしても、だったら帰りはどうやって帰るの?






どうしよう……。





まだあけていないペットボトルを膝の上で握りしめた。