いやぁ、なんか勝手に興奮しちゃってるな……。





あ、どうしよう?





あの告白はすぐ終わるかな?





終わるんだったら、終わるまでなんとなぁく廊下をぶらぶらしてればいいんだけど……。






もういっそのこと空き室は諦めるかな?





購買に聖華を迎えに行ってもいいんだけど、すれ違ったら嫌だし……。






うーん……。







「……こんなとこでなにつっ立ってんの?」






「うきゃっっ!?」





バッと声のしたほうを見ると、そこにいたのは不思議そうな顔の橋本くん。





「あ、いや……その~」





私はお弁当をちょっと持ち上げてアピール。