「おはよっ!」





「…っ!!」





隣から、聞きなれた声が聞こえた。






純…!






「お、おはよ…っ」






そう私が言うと、ニカッと笑う純。





あれ、あれれ…?





いつもの、純だ…。





「…?どした、美衣?」






「えっ、ううん。別に…っ」






ホントは、別に…なんて思ってないんだけど。





だって、告白して……茫然としている私を置いて、返事も聞かないまま帰ったんだよ?