___ガチャ。



「おかえりー!ねえ、ゲームしよーよぉ!」





「…ごめん、真琴。…後にして」




「えぇ?…ちょっと!」







____バタンッ。





「…」





あれから私はしばらく、あの場から動けなかった。






本当に時が止まってしまったように、周りのことが見えなくなっていて。






気がついたら、純はいなかった。






それで私は我に帰り、…とりあえず帰宅。






…真琴、ごめんね。






今…それどころじゃない。