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「…えぇー、では、相沢さん、問2を黒板に書いてー」






あまり好きではない、数学の時間。






「えぇぇ、やだぁーー」






「んなこと言ってねーで、さっさと行って来い!」






「えぇ?これであってる?」






私は純にノートを見せた。







「うん。あってる。ほら、行って来いよ!」






「うん!字、きれいに書いてくる~♪」






「おー」







私はルンルンとした足取りで、黒板へ向かう。