なぜだか整った顔立ちと俺と並ぶ身長は、執事にぴったりだった。






「…悪くねーな」






「似合う」と言うのは気が引けるから、俺はそう言ってやった。






「なんだよお前ー!素直になれよなっ」






素直に、ね…。





この俺が素直とか、たぶんらしくねーよ?






「…はぁ」





文化祭とか、ほんとめんど。









俺は周りからの誘いをテキトーにあしらった。