「あらぁ…橋本くんも嫌がってんねー」





その様子を見て、聖華が一言。






「嫌でしょーよ……あの橋本くんだよ?」






男子も水色と白が基調の執事服。






あの橋本くんが嫌がることなんて、目に見えていたはず。






「まあねー。でもクラスの催し物だからしかたないよねー」





「うん」






「あぁ!!うんって言ったね!?じゃあ美衣も着なくちゃ~♪」






「あっ!いや、その…」






やばい!自分で自分を苦しめたっ!






「自業自得だよね~美衣ちゃん?」






「せ、聖華さん…怖いですよ?」