「さすが聖華ぁ、気がきくね!」






「でしょー!……真琴くん、ちょっとおいで」






聖華に呼ばれて不思議そうな真琴がこっちにきた。







「…じゃん!」






聖華が隠していたそのおかしを目の前に出すと、真琴の目がキラキラと輝きだす。







「わぁ、聖華さんありがとー!大好きぃ」






「あぁぁ、可愛いわぁ」






……なによ、もう。






私には「大好き」とか言わないくせにー!!







「あ、聖華。荷物私の部屋に置いてきていいよー」






「ラジャー!…勝手にお邪魔しちゃうよ」