近藤に報告が済むと、さっさと自室へと引き返した。


しかし、土方は庭から声が聞こえてくるのに気付いた。





薫「待て待て〜!!」


猫「にゃん、」


土「……………。」





土方が庭に顔を出すと、元気な声が聞こえてきた。


それを聞いた土方の額には青筋が浮かんだ。


薫は、つい最近まで寝込んでいたのだ。





土方はこの時、昨日の自分を恨んだ。


一一一一一どたどた


土「薫、てめぇ………何してやがる!!」


薫「あ、土方さんお帰りなさい。」


猫「にゃあ。」