薫は、土方の声音を聞いて背筋を伸ばして正座した。
そして、土方は薫の方を向いて胡座をかいて、衝撃発言をした。
土「薫、あの拾った猫………飼っても良いぞ。」
薫「え………ほ、んと?」
土「あぁ。」
土方は頷きながら一瞬、微笑んだ。
それは、薫にとって初めて見た土方の笑みだった。
すると薫は、土方の表情を見て飛び上がって喜んだ。
薫「やった!!ありがと土方さん!!」
土「あぁ、分かった分かった。だから暴れるな、もっと布団の上で生活がしたいのか、てめぇは。」
薫「え、嫌だ。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…