「おい地味女」


「なっ何?」



そんな話をしていたら噂の栗原工ご本人の登場で私は少したじろいでしまった。


「お前明日ヒマ?」


「……なんで?」


「バトン練習するぞ!!」


「いいの?」


「10時に駅前で」


それだけ言うと栗原工は颯爽と帰って行った。