「どうしよー」

放課後私は机に倒れこんで菜月に愚痴っていた。


「そんなに上手くいかないの?」


「うん。」


「栗原くんに練習付き合ってもらえば?」


「怖くて頼めない。それにモデルで忙しいだろうし女子の目が怖い」


栗原工はモテるのだ。