私は気付いたら教室に戻ってきていた。


「……眼鏡置いてきちゃった…」


この顔で帰ったら騒ぎになるよな…取りに行くか…


そう思って教室の外に出ようとすると



「おいっ」


「げっ」


そこにいたのは栗原工だった。