「美緒何かあったの?」

寝不足で顔にはひどいクマ。おまけに食欲もないから一気に痩せた。

菜月にまで心配をかけている自分が嫌になる。


「何もないよ。」


弱々しい笑顔で嘘をつくことしか今の私には出来ない。



それが工と茜のためだから。