「なあ、美緒」


「ん?」


「お前いつまで地味でいるの?」


「う〜ん、通学路で騒がれたくないしずっとかな。どうして?」


「……眼鏡が邪魔だから」


「何に?」


「こうするのに」


工はニッと笑って私の眼鏡を取って




キスをした。