水族館に着くと私のテンションは一気に上がった。


「ねえ工、魚だよ魚!!」


なんかつい興奮しちゃう。

「水族館なんだから当たり前。ほら、行こ」


そう言って差し出された左手に私の顔はほころんだ。

「うん!!」