「そんでさ~」
4人で屋上にいる。
とはいっても
拓弥くんが喋り倒していて。
林田くんは
あたしたちに、ごめんな
と謝ってくれた。
林田くんは何も悪くないのに…。
でもきっと、
拓弥くんが静かになったら
誰もしゃべらなくなっちゃう。
「あー、もう。
なんで3人ともテンション低いの!?」
「あんたがうるさいのよ」
「えぇ?俺普通じゃん!」
「わかったわかった(笑)」
「瞬も飽きないでくれよ~」
「飽きてない飽きてない(笑)」
とかいいつつ、
首をひねる林田くん。
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