「え、あ…、大丈夫、です…」

「ならよかった!」



パアっと明るくなって
あたしたちは屋上に向かった。



絶対、千夏と拓弥くん
なにか企んでるよ~……



「ねぇ千夏」

「ん?」

「今日からずっと?」

「そう、今日からずっと!」

「えぇ…、緊張するよー…」

「それが狙いなの!」


綺麗な笑顔を向ける千夏。
ど、どういうことだー…!



「まぁ2人には頑張ってもらわないと!」

「えぇ?」

「うふふっ、楽しみ~!」


意味深な言葉を残す千夏。