中学の時からの、同級生…。
じゃあ、あたしも知ってるんだ…。


中学、林田くんと
仲良かった子を思い出す。
…でもたくさんいすぎて分からない。



「…っう…」



頭を殴られたような痛さ。
箸を持っているのも限界で、
あたしは机に伏せた。


「っ…う…いた、い…っ」



林田くん、
あたしは君の瞳に映ったこと
1度でもあったかな…?


できるなら、もう1度映りたいよ…。


「…っっ」



あたしは何かに引っ張られるように
イスから転び落ちた。


と、同時に意識が飛んだ。