「千夏…」
「杏奈はここにいて」
「え、でも…」
「今日監督もコーチもいないの。
なんか出張らしくて。
だから大丈夫だよ」
「……」
「ね、しっかり見てるんだよ」
「っ!」
顔真っ赤、と笑いながら
あたしをちゃかす千夏。
「あれ、塚永じゃん!」
「あ、拓弥くん」
「え、何してんの?」
「…千夏に、連れてこられました」
「ふ~ん…」
なんか、拓弥くんも拓弥くんで
すごくニヤニヤしてるし…。
あぁ、あたし切ないよ~…。
「まぁ、ちゃんと見ていけよ?
瞬のことをな!」
「っ!もう!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…