え…?心配…?



「まぁとにかく!」

「っ」


ポケーっとしていると、
林田くんがその場にたった。
そして上半身だけ起こしている
あたしの体をグイっと引っ張って…



「きゃ…っ!?」


林田くんの目の前に
あたしを立たせた。


「いい?わかった?
1人で寝ちゃダメだからね」

「…う、うん…?」

「よし」


よく分からないけど…。


…というか。


林田くんに触れられた、
腕と腰が熱い………っ。




「てかもう部活か」

「へ…?」

「ほら、帰る支度してるし」

「あ…」