「それじゃあな、愛莉。
なにかあったら連絡してくれ」
「うん、お父さんも体に気を付けて」
お互い別々のタクシーに乗って別々の道を…
息子さんってどんな人だろ…
タクシーに乗ること数十分
「えっ…ここ…?」
タクシーを降りると目の前には大きなお家
社長さんの家だからそれなりに大きいんだろうなのは思ってたけど…
ここまでとは…
「うちの家になんか用か?」
ふいに後ろから声をかけられた
ふり返ると…
わぁ…イケメン
長身のスーツ姿の人が立っていた
ん?うちの家って言った?
もしかしてこの人が息子さん!?