「来るならひとこと言ってよ」
あんなに女の子の視線を浴びるなんて怖い…
「ごめん、ごめん」
夕陽が笑いながら謝る
謝る気が無さそうだけど…
「罰として2人は買い物の荷物持ち」
「俺はいいけど」
「うげー…まじかよ」
と誰かのケータイが鳴った
私じゃない…
「あっ俺か。もしもーし?」
夕陽が電話に出た
「今から?行く行く!」
んっ?話の展開から妙な方向に…
電話を終えた夕陽が私たちの方に向き直る
「ってことで、俺これから遊びに行ってくる!
そんじゃ!」
にっ…逃げた!?
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