「そうか、そうか…
それで、なんだがあの3人はどうだい?」



「どうだとは…?」


その時リビングのドアが開いた




「おい、親父。
そんなこと愛莉に聞いてどうすんだよ」


十夜さんがそう言いながら入ってきた

その後ろから朝希、夕陽と入ってきた




「うちに嫁に来て欲しいから言ってるんだ。
こんな可愛いらしい人は他にいないぞ」


再び私に向き直った




「さぁ、愛莉さん。うちの息子の中で誰が1番お気に召したかな?」


えっ、ええ!?

さらにお父さんは私に詰め寄った




「親父、いい加減やめてくれる?
愛莉は俺と付き合ってるんだけど」