「う、うん…。」


あたしは赤くなったまま、お弁当を開け始める。

「なんか、やっぱり落ち着く。」

「え?」


「華といると、自然体でいられる。昔から。」

そう言うと、まーくんが不意にあたしをみて微笑む。