「まーくん…。」

「今の俺じゃ、なんの力もねぇし、こんな安いペアリングしか買えないけど。」

ポリポリと頭をかくまーくん。

「でも、幸せにするから。絶対華を幸せにする。」

「あたし…。」


赤いであろう頬を隠さずに、あたしは微笑み返した。