そして唇が離れると、まーくんは、あたしの手を握った。


「来て。」

まーくんはあたしを自分の部屋に連れて行ってベッドに座らせる。


「これ、俺の宝物。」

まーくんがにっといたずらな笑顔を見せて、古びた箱を持ってきた。