「華が、好きだからだよ!」

そう言った途端、華が口をぽかんと開けて俺を見つめてきた。


そして、やがて華が口を開く。

俺が、人を好きになれないと言っていたのになんでかと聞かれた。


俺は素直に、全てを話した。


これは全て、華のおかげなんだって。