俺は夢中でケーキを食べた。 すごく美味しくて、不思議な気持ちになった。 華がこれを渡してきた時の笑顔が脳裏をかすめた。 ケーキを食べ終わり、俺は決めた。 これからは自分の殻を破って、本当の気持に素直になろうと。 切りかけた白菜と豚肉をラップに包み、俺は華の箱を抱えて自室に戻った…。