「けど、無理だった。我慢するとか、限界だったんだ。今日、山口に華が告られてるの見て、気がついたら飛び出してた。」

「でもあのときまーくん、教室出て行ったよね。」

「確かに出て行ったけど…すぐ戻ったんだ。やっぱり、華と山口のことが気になったから。」

そうだったんだ…。


「思った通り、告られてたし。」

う…。