「じゃああたし、帰るね。早く帰って作らないといけないし。」 「うん。またね。」 あたしは学生カバンを手に取って教室を出た。 今のところ、まーくんまだ教室にいた。 今から帰って作って、その後届けたら…うん、いける。どうにか間に合いそう。