同じ人に渡すわけじゃないけどやっぱり同じ物を作るとなると気が進まない。


どうせ作るなら、違うのがいいよね…。

パラパラとデザートのページをめくりながらさっき作ったココアを口に運ぶ。


少し冷めたココアが口の中でホンワリと味を広げた。

その時ふと、ひとつのメニューが目にはいった。