「まーくん…」 涙で視界がゆがむ。 あわてて拭っても、止まりそうもない。 あたしの目の前に、会いたかったあの人がいた。 顔立ちはすっかり大人びて、かっこよくなっていた。でも、昔の面影がどこか残っている。 まーくんが、集まってきた仲間と笑い会う。あの、笑顔だった。