俺は乱暴にココアを受け取って、飲み干す。

少し熱くて、体の中がやけにもやもやした。


「とりあえず中入れよ。このままじゃ、おまえ本当に体こわすぞ。冷えてる。」


俺はなにもいわずに施設の中へ入った。あとから華達がくるのがわかった。


「…はぁ。」

ソファに腰掛け、ため息をつく。