窓の外ははれていて、部屋の中まで日差しが差し込んでる。


「起きろ。早く戻るぞ。」

「あ、うん。」


あたしは急いで準備して、二人で山小屋を出る。

相変わらず黙ったままのまーくん。でも、マフラーとコートは貸してくれたまま。

優しいのか優しくないのか…分からない。