「吹雪、ひどくなってきたな…。」 「あ、あの…」 あたしはまーくんの隣にたって、話しかける。 「ありがとう、来てくれて。」 笑いかける。まーくんはしばらくあたしをみていたけれど、また外に目をやった。 「大したことじゃない。」