あたしは自分にかけてあったコートをまーくんにかけて、窓の外を眺める。 「ここはどこかな…。」 みた感じ、山小屋みたいだけど。近くにこんなところがあったんだ。 外は吹雪いてて、まだでられそうもない。 「…みんな心配してるよね。」 あたしが、もう少し窓に近づこうと思って立ち上がろうとしたそのとき。