「お前は持てる分だけ、無理すんなよ。」

「はーい。」


先生は早足で歩き出し、やがて見えなくなった。

「よいしょっ…」


結構重いな…。一つずつ運ぶしかなさそう。

あたしは一つの箱を抱え、森を抜けていった。