やろうかな。どうせスキーできないし。

あたしは手を挙げる。


「先生、あたし、補助員します。」

「お!本当か!助かったぞ、前田。」


先生はうれしそうにいう。毎年決まりにくいのかな?

「…で、後一人、必要なんだが…。」