朝倉に騙され、萌にも騙され、 何も知らない俺は、萌の元へ向かう。 萌の居場所なんて分からないのに、 ただひたすら、 あの日萌を追いかけた時のように走って、 そこに萌がいたならば俺は、 運命とか思って、 告白なんて 幾らでもできてしまえるんじゃないかと けっこう本気でそう思った。 end