『俺はロリコンじゃねーんだよ』


こういった類の言葉で、幾人かに振られてきた。


私は恋とは無縁なんだ……そう思いつつ、自分の人生を遣り過ごしてきた。


「あ、いらっしゃいませ」


私がぼんやりとしていると、タバコと日本酒のワンカップをカウンターに置いた客人に気がついた。