22時には私のバイトが終わる時間だ。


夜勤の男の人に私は労働のバトンを渡し、オレンジ色の制服を脱ぐ。


そして、自転車で10分の自宅へと帰途につく。


あの彼は今頃、ビールのプルタブをあけているのかな?


そんなことを淡く考えながら口笛さえ出てしまう。